つくばで相続の相談をするならどこ？法律事務所と弁護士事務所の違いとは

相続に関する悩みは法律事務所でも弁護士事務所でも大丈夫？

結論から言うと、相続に関する相談は法律事務所でも弁護士事務所でもできます。というのも、名称が異なるだけで法律事務所も弁護士事務所も、弁護士に依頼できるところであり、特に大きな違いはないからです。

また、相続問題の相談だけなら銀行でも可能ですが、調停などで解決や必要な書類の作成、相続放棄の手続きなどの対応は、銀行と連携している各士業に依頼しなければいけません。そのため、すべてをおまかせしたい場合には弁護士に依頼するのがおすすめです。

相続放棄の期限は、相続開始から3ヶ月以内です。被相続人の死亡を知った日から、期限までの3ヶ月間で相続放棄の手続きを完了させなければいけません。ただし、どうしても結論が出ず期限内に手続きが終わらない場合は、家庭裁判所に申告することで期限の延長が認められる可能性があります。

相続するにしても、相続放棄するにしても、気になることや不安なことは専門家の意見を聞くのが最適な方法です。相続放棄の期限内に決断し、手続きを済ませるためには早めに相談、依頼をしましょう。

遺産の相続をすると、相続人に相続税の納税が課せられます。しかし、必ずしも相続税を納めなければいけないわけではありません。相続税には基礎控除というものがあり、基礎控除額より下回る財産を相続した場合には相続税はかからないのです。

相続税における基礎控除額は、「3,000万円＋600万円×法定相続人の人数」となっています。つまり、3,600万円以下の財産相続であれば確実に相続税がかからないということです。詳しい説明を聞きたい方や、不明点がある方は法律相談所に問い合わせてみましょう。