つくば市でもありがちな「定番の親族間相続トラブル」の例
遺産の配分で揉める
第一に相続関連で揉めやすいのは、親族間の遺産分配です。「自分が故人の世話をしたんだから、自分こそ多く遺産をもらう権利がある」など、親族間の相続トラブルは非常に多くあります。
遺言書に誰がどれだけ遺産を分配するのか記載されていても、「この遺言書は不当だ!」といって事態をややこしくするケースも後を絶ちません。
不動産の分け方で揉める
故人が不動産を所有していた場合、亡くなった後に不動産をどうやって分けるかでトラブルになることも多くあります。
誰が建物を相続するのか、土地は誰が相続するのか、それぞれが権利を主張し始めてくると非常に厄介なことになりかねません。不動産の分け方は難しいかもしれませんが、適切な分け方があるのでチェックしましょう。
亡くなった人に離婚歴があり権利を主張する人が多くなって揉める
もしも故人に離婚歴があった場合、亡くなった後に相手に権利を主張されると事態がややこしくなって揉めやすくなります。遺言書に離婚した相手に渡すという内容が記載してあるなら仕方がありませんが、そうでない場合は権利が認められない可能性もあるので十分な話し合いが必要です。
もちろん配偶者やその家族などが優先されるので、離婚した人が遺産を受け取るのは難しいかもしれません。
偏った内容の遺言書があるせいで揉める
遺言書は誰に遺産を分配するか記載してあれば確かな効力を発揮しますが、中には明らかに不当だと思えるような内容が記載してある場合もあります。
この場合、本来であれば遺産を受け取れるはずの人が受け取れなくなってしまう可能性があるので、余計に揉めてしまうのも無理はありません。本当に遺言書に従わなければならないのか、対策する必要性があります。